こんにちは。

先日ブログでお伝えしましたとおり、屋外競技馬場改修工事の第1段階
の砂の搬出は終わりました。

表層の砂が全てなくなった馬場です。今は砂の下の路盤がむき出しの状態です。


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今日は馬場の構造について少しお話しします。

屋外での馬術競技は基本的には雨が降っても行いますので、水溜りができると競技の進行に支障をきたします。

ですから水はけがよくなるように、馬場は何層にも分かれた特別な構造をしてます。

まず一番上はクッションやグリップの役割をする表層の砂。この砂は先日ご紹介しましたね。

下の写真で一番上に見えるのが表層砂がなくなった後の固い路盤です。さらにその下にヤシの木の繊維が敷き詰められています。


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さらに下には透水性のシートがあり、その下は砂利石が敷き詰められています。


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このような構造のおかげで、雨水がなるべく早く下へ抜けていくようになっています。

馬場の構造もなかなか奥が深いです。

 

ということで工事はまだまだ続きますが今日のところはこのへんで終わりにします。