下の記事でご紹介したみっきぃインドアトライアルの様子ですが、馬術競技を見たことのない方の中には、馬が飛ぶ障害物ってどうやって作るの?って方がいるかもしれません。
障害飛越競技では、コース上に普通10~12個くらいの障害物が設置されます。
競技と競技の間は30~45分ほどしか空いていないので、その間に次の競技の障害物を準備しなければなりません。
もちろん競技によって障害物の位置や形状が変わってきますので、一つ一つ新たに作り直さなければなりません。
実はこの作業全て人の手で一つ一つ作っていきます。
障害物の設置する場所や形状を決めるコースデザイナー、実際に現場で設置を担当するコースビルダー、そしてコースビルダーの指示に従い障害を組み立てる競技補助員、たくさんの人がこの障害設置に関わります。
こんな風に人力で作っていきます。
障害番号や周りの装飾の花もこのときに設置します。
障害物と障害物の間の距離も決められておりメジャーで正確に測ります。
スタートからゴールのコース全長も正確に測ります。
障害の設置が終わると審判員やコースデザイナーの最終チェックが入ります。
審判員の最終チェックが終わりやっと作業完了です。
馬術競技を観戦する機会があれば、競技が終わっても少しその場にいてみて下さい。こんな風景を目にすることができます。